自律訓練法とは
ドイツの精神医学者シュルツ考案の生理学的訓練法で
心身のリラックスした状態を自身で作り出すものです。
心と体は繋がっています。
自律訓練法は体から心に向けてのアプローチ法です。
体の緊張を解き、心をリラックスした状態に導きます。
電車の中や家事の合間にどなたも気軽に練習できます。
自律訓練法の効果
ストレスの影響を受けやすい脳神経系に働きかけます。
脳幹部は自律神経や感情の中枢です。
脳幹部への刺激を軽減し感情を安定させます。
自律神経の乱れを整えリラックス状態に導きます。
自律訓練法によって以下の効果が確認されています。
・疲労を回復する
・穏やかな気持ちになれる
・不眠を改善する
・心身の苦痛が和らぐ
・衝動的な行動が減る
・集中力がつき創造性が増す
標準練習
背面公式「気持ちがとても落ち着いている。」
第一公式「両手両足が重たい。」
第二公式「両手両足が温かい。」
第三公式「心臓が静かに規則正しく打っている。」
第四公式「楽に呼吸している。」
第五公式「お腹が温かい。」
第六公式「額が心地良く涼しい。」
※終わったら、必ず消去動作をします。
第二公式までマスターすると、後の公式は自然にできるようになります。
大切なのは感覚をつかもうとするより、感覚が現れるのを待つという受動的な姿勢です。